23 Jan 2018

時代は今やペットブーム。小動物をはじめとしてわんちゃんや猫ちゃんにメロメロ…なんて人も多いですね。
中でも気まぐれでふわふわ、時に甘えてくる仕草が最高に可愛い猫ちゃんが大好き!!飼ってみたい!!…というそこのアナタ。猫ちゃんたちの魅力を深めるためにも知りたいのが『猫の気持ち』ですよね?
そこで、ここでは猫ちゃんがその時どんな気持ちでいるのかをパッと判断するのに便利な『猫の気持ち別、仕草や行動』についてご紹介していきます!可愛い猫ちゃんの気持ちを知って、もっともっと仲を深めるためにぜひ活用してくださいね!
目次
香箱座りは安心のサイン
猫さんの王道的な座り方と言ってもいいくらい有名なのが、『香箱(こうばこ)座り』ですね。前足を内側に折りたたんで座ったり、そのまますやすや寝ていたり…誰でも一度はそんな画像や動画を見たことがあるでしょう。
この座り方、猫がとても安心してリラックスしている状態です。
香箱座りをしてしまうと、猫は咄嗟に動作を起こすことが困難となるのです。つまり、この座り方をしているときに外敵から襲われたりしたらひとたまりもありません。そのため、猫自身も十分にリラックスできる環境ではない限りこの座り方をしないのです。
もしあなたのすぐそばで、部屋の中でこの座り方をしているのであれば、それは安心してリラックスできているサインに他なりません。驚かせたりせず、触るときはそっと頭を撫でてあげましょう。
尻尾で分かる猫の気持ち
動物といえば尻尾がチャーミングな生き物ですね。実はそんな尻尾でも気持ちを判断できちゃいます。
それでは、どんな時にどんな気持ちなのかを簡単に紹介していきましょう。
尻尾がぴーんと立っているのはリラックス&気分最高!
歩いているとき、飼い主さんにスリスリしてくるとき…猫ちゃんの尻尾がぴーんと立っていること、ありますよね。これは、気分が良いときのサインです。
この状態で歩いているのであれば、リラックスしている状態ですしスリスリしてくる場合は甘えている、または遊びたがっているしるし。こんなときはぜひ構ってあげて下さいね。
尻尾をだらーんとさせたまま動かない
寝ているときによく見られる尻尾だらーん状態。これはネガティブな感情のときによく見られます。
疲れていたり、気分が乗らなかったり、怒られてしょんぼりしていたり…。猫ちゃんのそんな心境を物語っています。
尻尾で床をばんばん叩く
基本的にわんちゃんの場合は尻尾を振っている=機嫌が良い、なので犬を飼っている人は猫ちゃんも同じと勘違いしやすいもの。ゆらゆらとゆっくり尻尾が揺れている場合は『何かを考えている』状態なので気にする必要はありません。
しかし、激しく床に尻尾を打ち付けるようにばんばんと振っている場合は要注意。イライラしている、不機嫌、構ってほしくない、放っておいて…などのサインです。この状態のときはできるだけ猫ちゃんをそっとしてあげるようにしましょう。
尻尾がぶわっと膨らむ
尻尾の毛が逆立ってぶわっと膨らむのは警戒や『怖い!』と思っているサインです。また、突然の出来事にびっくりしたときもこの状態になります。
特に新しい猫や動物、人間がテリトリーに入った場合にこうなるのは警戒しているサインなので、威嚇に入る可能性が高いです。注意しましょう。
尻尾を丸めている
特に抱っこしたときや、縮こまったときに尻尾を丸めるのは恐怖、やめてほしいという気持ちの表れです。飼い主に怒られたときや新しい家に来たばかりのとき、特にビビりな猫ちゃんによく見られます。
ゴロゴロと喉を鳴らしている
猫ちゃんを抱っこしたとき、撫でたときにゴロゴロと喉を鳴らすのは有名ですよね。これは猫ちゃんがリラックスして、かつ甘えているしるし。たくさん撫でて相手をしてあげましょう。
ただし、このゴロゴロ…猫ちゃんにとっては『自分を落ち着かせるためのもの』であることもあります。もし普段元気なはずの子が元気なく、ずっとゴロゴロ鳴らした状態で寝ているのであれば、病気のサインかもしれないので注意しましょう。
また、猫ちゃんによっては飼い主さんが病気のときにお腹や膝の上に乗ってゴロゴロしてくれることもあります。
飼い主に頭突きやスリスリしてくる
寝転がっていたら顔面に猫ちゃんが頭突きしてきた、手を出したら手に頭突き…なんて経験はありませんか?
これは猫ちゃんがアナタを信頼している証。一種の挨拶のようなものであり、マーキングでもあります。他にもしきりに顔をスリスリしてくるのもマーキングです。
猫の顔にはニオイを分泌する場所があり、顔をすりつけることで自分のニオイを対象の人や物につけて『これは自分のもの』と示します。
ちなみに、ご飯の時間になってしきりに足下でスリスリを繰り返すのはマーキングよりも『早くご飯ちょうだい!』というサインです。
人の指や手をぺろぺろ
猫は心を許した仲間に対して毛繕いをしてあげたりする動物です。
人間の髪の毛や洋服を毛繕いするようにぺろぺろ舐めてくるのは、信頼してくれている証。また、指や手をザラザラしていない舌先で優しく舐めてくるのも信頼の証拠です。
心を開いていない相手には、まずやることはありません。もし猫ちゃんがぺろぺろしてくれた場合は、優しく撫でてあげるなど愛情のお返しをしてあげて下さい。
ヒゲで分かる猫の気持ち
猫ちゃんについているヒゲでも、気持ちをくみ取ることができます。
ヒゲがへたっと下を向いている
リラックスしているときのヒゲです。お昼寝中、ひなたぼっこ中などはこうなっているはず。驚かせないようにしてあげて下さい。
ヒゲが前方に向いている
ヒゲがぴーんと前に伸びている、この状態は警戒していたり興味を持っているときの状態です。緊張している場合もあるので、なるべく触れないようにしてあげましょう。
ヒゲがぴーんと上を向く
猫はテンションが高くなるとヒゲもぴーんと上を向きます。飼い主さんに褒められたとき、楽しいとき、お礼を言っているときなどにこの状態となるのです。幸せな気持ちの表れなので構ってあげると良いでしょう。
ヒゲが後ろを向いている
猫は恐怖を感じたときや怒られたとき、ビビっているときにはヒゲが後ろに向きます。この状態にあわせて尻尾が膨らんでいる、しゃーっと声を上げているときは相当警戒しているので、そっとしておきましょう。
ただヒゲが後ろを向いている状態のときは落ち着くようにそっと撫でてあげて下さい。
鳴き声で猫の気持ちを知る
鳴き声によっても、猫の気持ちを知ることができます。
それでは、鳴き声別の気持ちをご紹介していきましょう。
ニャーまたはニャーン
猫ちゃんの基本的な鳴き声ですね。何かしてほしいとき、注目してほしいときなどによく使われます。
短くニャッ
短く鳴くのはお返事しているサイン。名前を呼んだときや、目が合ったときに短く鳴いてくれたら、お返事してくれているのです。
ご飯中にウニャウニャ
ご飯中にうにゃうにゃ、むにゃむにゃと鳴くのはご飯が美味しくて感動しているサイン。気に入って食べてくれているしるしです。
シャーッ
猫ちゃんの威嚇で出る鳴き声ですね。『僕の方が強いんだからな!』『もうやめて!』『近寄らないで!』などの気持ちが含まれます。
このように猫ちゃんは鳴き声やヒゲの位置、尻尾の状態、そのほかの行動によって様々な気持ちを表してくれます。
猫ちゃんともっと絆を深め合うためにも、嫌がっているときと喜んでいるときのパターンを把握して、お互いに良い距離で接していくようにしましょう。
ぷぴ子
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