8 Jun 2018

仕事の前に、朝食に…温かくて美味しいコーヒーを一杯楽しむ人は多いでしょう。実際、私も大のコーヒー好きです(笑)そんな私達にとっては美味しいコーヒーも、猫ちゃんには危害を及ぼす可能性があるものの一つです。
最悪、命に関わる危険性もあるコーヒー…。その猫ちゃんとの関係性についてお話していきます。
どうしてコーヒーが猫にとって危ないのか?
コーヒーが猫ちゃんにとって危ないのは、カフェインを多く含んでいるためです。カフェインは興奮作用のあるもの。そのため、眠いときや徹夜のときなどに飲む、なんて人もいらっしゃると思います。
こうした効果を持つ、一種の精神刺激薬ともなるカフェインは、私達人間であれば特に問題はないものです。しかし、猫ちゃんが摂取してしまうと直接中枢神経が刺激されてしまうため、非常に危険となります。
コーヒーに含まれているカフェイン量は?
一概にコーヒーといってもインスタント、ドリップ…などなど、色々ありますよね。実はそれぞれで含まれているカフェインの量も異なっているのです。
それぞれ、100mlあたりに含まれるカフェイン量がこちら。
- インスタントコーヒー・・・60mg
- エスプレッソ・・・140mg
- ドリップコーヒー・・・135mg
いかがでしょうか?
ドリップタイプやエスプレッソになると、含有量も2倍以上に跳ね上がります。
猫が摂取すると危険な量は…?
基本的には、1kgあたり150mgのカフェインが危ないとされています。とはいえ、その致死量よりも少ない量だったとしても、中毒症状などが発生してしまう危険性はあるでしょう。
誤って猫ちゃんがコーヒーの粉などを食べてしまったときは、すぐに動物病院に連れて行ってくださいね。
猫がコーヒーを飲んだときに現れる症状について
猫ちゃんが誤ってコーヒーを口にしてしまうと、さまざまな中毒症状が現れる場合があります。もちろん個体差などもあり、猫ちゃんによっては分かりにくいこともあるでしょう。
しかし、確実にコーヒーを口にした場合や、次のような症状が起こっている場合は速やかに動物病院に連れて行ってあげてくださいね。
- 動悸、息が荒い
- 異常に興奮している
- 嘔吐を繰り返す
- ひきつけが起こる
- ふらついている
- うっ血
こうした症状を放置していると、最悪死に至る危険性も出てきます。様子を見ようとはせず、早急に専門医の指示を仰いでくださいね。
いかがでしたか?
私達にとって嗜好品であるコーヒーも、猫ちゃんにとっては非常に危険なものとなります。誤って猫ちゃんが口にするのを防ぐためにも、コーヒーの管理を徹底するなどして、未然に防いでいくようにしてくださいね。
ぷぴ子
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