9 Mar 2018

猫さんはわんちゃんと比べると、トイレの物覚えも良かったりしてしつけが必要ないイメージ…。という人も多いのではないでしょうか?
たしかに、例え子猫でもある程度ペットショップなどで訓練を受けてきた子であれば、新しいお家に来ても滅多にトイレを間違えることはありません。しかし、必ずしも全ての子たちがトイレをマスターしているか…というと、そう断言することはできないでしょう。
とはいえ、正しいしつけを行えば頭の良い猫さんはすぐにトイレをマスターしてくれるもの。しつけのポイントを意識しながら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
猫にトイレを教えるポイント
基本的にトイレのしつけが必要なのは、お家の中でのトイレ経験がない野良猫さんや子猫になるでしょう。
全くトイレができない状態で室内を自由に行き来させてしまっていると、飼い主さんの目が届かない所で粗相をしてしまう可能性もあります。トイレをしっかり覚えるまでは、できるだけケージでの生活を心がけると良いでしょう。
ケージは、飼い主さんが出来るだけ目の届く範囲においてあげるようにしてください。そして、まずは猫さんのトイレに行きたいというサインを見逃さないようにすることが大切です。
猫さんは人間と同じように、便意や尿意を感じると落ち着かない様子になります。
例えば、次のような行動が見られたらトイレサインの可能性大です。
- トイレの砂をかくように、ケージの床をかいている
- ウロウロしながら床のニオイを嗅ぎ始める
特に、ケージの床を前脚でかき始めたらほぼビンゴ。猫さんを驚かせないように注意しながら近づいて、そのままそっとトイレの中に入れてあげましょう。
そのまま猫さんがトイレの中で用を足せたら、たくさん褒めてあげてくださいね。
便や尿のニオイがするものをトイレに入れるのも効果的
猫さんのうんちやおしっこのニオイがついた砂などを、トイレの中に入れておくのもおすすめです。そこから自分のニオイがする、と気づくことで「ここがトイレなんだ!」と理解してくれる可能性があります。
また、しつけスプレーなどを使うのも良いでしょう。こうしたスプレーにはアンモニアのニオイが含まれているので、トイレに一吹きしておくだけで猫さんがトイレを認識してくれるようになるのです。
トイレに失敗しても、怒るのはNG!
飼い主さんがやってしまいがちなのが、トイレに失敗した猫さんを怒ってしまうこと。怒鳴ったり叩いたりするのは絶対にNGです。
そもそも、猫さんはどうして怒られているのかを理解できません。変に叱ってしまうと、排泄行為そのものが悪いことと認識してしまったり、飼い主さんが怖いものと感じてしまう結果になるのです。
間違った場所でおしっこやうんちをしてしまった場合は、何も言わずにとにかくその場所のニオイを完全に消す努力をしてください。これで、同じところにまた粗相をしてしまうというのを防ぐことができます。
いかがでしたか?
猫さんのトイレトレーニングは早いうちに終わることが多いのですが、やはり完全にマスターしてくれるまでは忍耐力が必要なこともあります。猫さんがトイレに成功した時は思い切り褒めて、教えていってあげてくださいね。
ぷぴ子
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