13 Feb 2018

鳴き声も仕草もかわいい猫。見ているだけでも癒やされますが、飼い主の身としては一緒に触れ合いたい…と思うもの。触れ合って信頼関係を築いて、もっともっと仲良くなりたい!甘えてほしい!そう思っている飼い主さんは多いはずです。
そこで、ここでは猫さんが喜んでくれる触り方や場所、反対にNGな場所などをご紹介します。
猫さんがなでて喜んでくれる場所は?
猫さんに喜んでもらうためには、猫さんがなでられて嬉しいと感じてくれる場所を把握しておく必要があります。そこで、まずは猫さんがなでてもらって喜ぶ場所をご紹介しましょう。
あごの下と首周り
猫といえばあごの下をナデナデしてゴロゴロ。そんな光景を見たことがある人は多いでしょう。
そうなんです、やはり猫さんはあごの下を触られるのが大好き!もちろん、個体差はありますが基本的に気難しい猫さんでもあごの下だけは許してくれる傾向があります。
まずはあごの下を優しくなでたり、こちょこちょしてあげてみてください。目を細めて大人しくしているのであれば、気持ち良いサイン。そのままゴロゴロ言い出してくれたら花丸です!
大丈夫そうであれば、首周りをなでてあげたり耳の後ろをこしょこしょしてあげたりしましょう。最初のうちはこの辺りをなでて猫さんを喜ばせてあげてください。
背中後ろから尻尾の付け根部分
ここも猫さんの多くが喜ぶポイントの一つです。毛の流れに沿うようにして、優しくなでてあげましょう。または、尻尾の付け根部分をとんとんと優しく叩いてみて下さい。尻尾をピンと立てておとなしくしていれば喜んでいるサインです。
鼻筋とほっぺた
ほっぺたの両側を優しく掴んで毛の流れに沿ってなでてみたり、鼻筋をこちょこちょしてみたり。ここもなでると喜ぶポイントです。
ただし、目の近くであるため猫さんによっては嫌がる場合があります。なでたら甘噛みしてくる、ぷいっと顔を背けるなどした場合はすぐになでるのをやめてあげてください。
お腹全体
猫さんは飼い主さんのことを信頼してくると、でろーんとお腹を見せて仰向けに寝転がることがあります。そうなったら、優しくお腹をなでてあげて下さい。
また、この時にお腹に「の」の字を書くイメージで優しくなでてあげるとマッサージ効果を期待できます。特に便秘しがちな猫さんには、定期的にこのマッサージをしてあげると良いでしょう。
前脚と肩
肩の付け根から前脚にかけてをなでてあげるのもおすすめです。前脚を軽く握ってあげるとマッサージにもなりますし、肩部分を軽く揉んであげるのも良いでしょう。
猫さんは人間に比べると遥かに小さな生き物。飼い主さんを見るとき、常に上を向いていますよね。そのため、どうしても肩や首がこりやすいと言われているのです。猫さんが痛がらないように、優しく肩をマッサージしてあげると、喜んでくれるでしょう。
ただし、前脚は猫さんによっては嫌がる場合もあります。掴んだ時にすぐ引っ込める場合は、なるべく触らないようにしましょう。
猫に喜んでもらうには、タイミングも大切
猫さんはとにかく気まぐれな生き物です。どんなに猫さんが好きな場所を触るとしても、機嫌が悪い時だったら気分を害してしまう結果になります。そのため、喜んでもらうには触るときのタイミングにも気をつけましょう。
基本的に、次のような場合に触るのがおすすめです。このようなタイミングであれば、大抵の猫さんは喜んでくれること間違い無しです。
- 香箱座りになってうとうと…まどろみ中
- 尻尾がピンとなってリラックスしている時
- 寝ている時
反対にNGなタイミングはこういうときです。
- 食事をしている時
- 遊んでいて興奮している時
- 毛づくろい中
特に、食事の時は気が立っている子もいます。うかつに手を出すと、反射的に噛み付いてしまうということになりかねません。このようなタイミングでは触らないようにしましょう。
触るのは慎重に!猫が嫌がりやすい場所とは?
気まぐれ猫さんは、触られると嫌な場所についてはトコトン嫌がります。そのため、うっかり触ってしまうと途端に機嫌を損ねてしまいかねないです。
特に猫を飼い始めたばかりでまだ猫さんとの信頼関係がきちんと築けていない…という場合は、次の場所は触らないようにしておきましょう。
尻尾
気分に合わせてゆらゆら動く尻尾、ついつい触りたくなりますよね。でも、うかつに触るのはNG。
尻尾は猫さんにとって、非常に大切な部位のひとつ。体のバランスを取るだけでなく、感情表現に使う部位でもあります。そのため、触りすぎると機嫌を悪くしてしまうので気をつけて下さい。
脚
どんなに穏やかな猫さんでも、後ろ脚に触られるのを嫌がる子は多いです。調子に乗って触りすぎるとストレスに繋がってしまう可能性もあるため、気をつけましょう。
ヒゲ
ヒゲは猫さんにとってとても大切な部位。障害物を確かめたり、自分の気持ちを示したり…また、敏感な場所でもあります。触ると顔をしかめて嫌がる素振りを見せる子も多いので、やめておきましょう。
お腹
信頼関係を築けている飼い主さんと猫さん同士であれば、お腹をなでるのも問題ありません。しかし、まだ出会ったばかりの猫さんや警戒心の強い猫さんの場合は、極力避けたほうが良い場所です。
お腹は人間と同じく、内臓がある場所…つまり、猫さんにとっては急所のひとつとなるわけです。急所に触られるということは、命の危機に繋がるかもしれないこと。猫さんは本能的に嫌がります。人間だって、命に関わることをされそうになったら怖いですよね。それと同じです。
信頼関係を築いて猫が自らお腹を見せてくれるようになっているのであれば触っても良いでしょう。しかし、そうでない場合は注意してください。
いかがでしたか?
このように、猫さんを喜ばすためには触る場所やタイミングに気をつける必要があります。猫さんとより信頼関係を築くためにも、嫌がらせない触り方をマスターしていきましょう。
ぷぴ子
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