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猫が出てくる格言・ことわざ・慣用句などの意味を調べてみた

    猫の格言・ことわざ・慣用句

    猫が出てくる言葉っていろいろありますよね。でも、聞いたことはあるけど意味がよくわからないっていうものも多いと思います。そこで今回、猫が出てくる格言やことわざ、慣用句などの意味を調べてみましたので紹介したいと思います。

    犬は人につき、猫は家につく

    犬は飼い主になつくが、猫は飼い主ではなく家や場所になつくという意味。

    犬は引っ越しをしても飼い主が一緒であれば、元の家に戻ろうとはしません。ですが、猫は自分のテリトリーを大事にする動物です。引っ越した後に行方不明になってしまい、探してみると元の家の周辺にいたという話がよくあります。こういったことから、「犬は人につき、猫は家につく」と言われるようになったようです。

    もちろん、元の家に戻ろうとするのは、テリトリー意識が強いがゆえに、テリトリー外に出たときに強いストレスを感じるからであって、猫が飼い主に対して愛情を抱かないというわけではありませんので安心してください。

    猫糞(ねこばば)する

    猫が糞 (ふん) をしたあとを、砂をかけて埋めて隠すことから、悪い行いを隠して素知らぬ顔をしたり、拾ったものをこっそりと自分のものとしてしまうことを「ねこばばする」というようになったようです。

    「ねこばば」って猫のウンチのことだったんですね。知らなかったです。たしかに大阪などではウンチのことを「ばば」って言いますもんね。

    借りて来た猫

    いつもと違って大人しい様子や、普段と違ってかしこまっていることの例えとして「借りてきた猫のようだ」などと表現します。

    「普段はおしゃべりな私も、彼氏の両親の前ではまるで借りてきた猫のようになってしまう」とか、「先生の前で子供をとても大人しい。まるで借りてきた猫だ」というように使います。

    猫はテリトリーの外に連れ出されると警戒してあまり動かなくなってしまうことから、こういった形容がされるようになったようです。

    猫の手も借りたい

    誰でもいいから手伝ってくれる人が欲しいほど、人手が足りずに忙しいことのたとえです。

    昔はネズミを捕ってくれることくらいしか役に立たないと思われていた猫。そんな役に立たない猫の手でもいいから借りたいと思えてしまうような忙しさということで、この言葉が生まれたようです。

    猫をかぶる

    本性を隠して、大人しい猫のように表面だけを良く見せることを言います。また、あることを知っているくせに、知らないようなふりをすることのたとえとしても使われます。

    猫に小判

    どんな価値があるものでも、その価値が分からない者にとっては何の役にも立たないものというたとえ。「猫の前に小判」ともいいます。人にとっては貴重な小判でも、猫にとっては価値がないので役にも立たないということで、この言葉が生まれたようです。同様の意味がある言葉として「猫に石仏」「猫に念仏」があります。

    猫の額

    猫の額が狭いところから、とても狭い場所を表すたとえとして使われています。「猫の額ほどの土地」とか「我が家の庭は猫の額ほどしかない」という使い方をします。

    猫の目のよう

    猫は明暗によって目の形や大きさが激しく変化することから、物事がめまぐるしく変化することのたとえとして使われています。「あの人の言うことは猫の目のように変わる」とか「まわりの環境が猫の目のように変化する」というように使われます。


    今回は比較的よく耳にする格言などを調べてみました。他にもあまり聞いたことがないような猫が出てくる言葉はたくさんあるようです。興味がある人は調べてみると面白いかもしれません。

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    タカック

    当サイトの管理人です。二匹のキジ白猫と暮らす男。猫と生活するようになって20年以上たちました。昔はどちらかと言えば犬派だったのですが、猫との縁があるようで今ではすっかり猫派です(笑)

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